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緑ナンバーを取る 一次資料で確認 2026-08-02 更新 2026-08-02

法令試験に2回落ちると、許可申請は却下されて振り出しに戻る

要点

  • 標準処理期間はおおむね3〜5か月です。書類が揃ってからの期間で、準備期間は別にかかります
  • 申請の途中で、申請者(役員)が法令試験を受ける必要があります
  • 法令試験の合格率はおおむね5〜6割です。2回不合格になると申請が却下され、再申請からやり直しになります
  • 試験範囲は貨物自動車運送事業法など13の法令です。50分で19〜30問、30問中24問以上で合格になります

スケジュールの山場は法令試験です

一般貨物自動車運送事業の許可は、書類を揃えて出せば自動的に進むものではありません。審査の途中で、申請者本人(法人なら常勤役員)が法令試験を受けるという関門があります。ここで躓くと、全体のスケジュールが大きく崩れます。

試験の中身

出題範囲は、貨物自動車運送事業法、道路運送法、道路運送車両法、道路交通法、労働基準法、改善基準告示など13の法令にまたがります。試験時間は50分、出題数は19〜30問で、○×方式と語群選択方式です。30問中24問以上の正解で合格になります。

合格率はおおむね5〜6割とされています。難易度としては極端に高くはありませんが、無対策で臨んで通る試験でもありません。

2回落ちると、また一から申請することになります

法令試験 合格 許可へ進む 1回不合格 2か月後に再試験 2回連続不合格 申請が却下 却下 → 新規申請からやり直し 振り出しに戻る
法令試験は1回なら2か月後に再試験、2回連続不合格なら却下されて新規申請に戻る

ここが最大のリスクです。試験に不合格でも、2か月後に再試験を受けられます。ただし2回連続で不合格になると、申請そのものが却下されます。却下されたら、また新規に申請をやり直すことになり、それまでの審査期間がすべて無駄になります。

資金要件を満たすために自己資金を積んでおく必要がある(緑ナンバーの資金要件をご覧ください)ことを考えると、却下による差し戻しは資金繰りへの影響も大きくなります。試験対策は、書類準備と並行して早い段階から始めたほうが安全です。

全体のスケジュール

標準処理期間はおおむね3〜5か月とされています。これは書類を提出してから許可が下りるまでの審査期間の目安で、書類を揃える準備期間や、許可後の登録手続きは別にかかります。

大まかな流れは、事業計画の策定 → 車両・営業所・車庫の確保 → 資金の準備 → 申請書類の作成・提出 → 法令試験 → 許可 → 登録免許税の納付 → 運輸開始、という順序になります。法令試験は申請受理後のどこかのタイミングで実施されます。

つまずきやすい点

  • 法令試験の対策を後回しにしないでください。書類準備に気を取られて試験勉強が直前になると、不合格のリスクが上がります
  • 2回不合格のリスクを資金計画に織り込んでください。却下されると再申請になり、その間も自己資金の維持義務は続きます
  • 標準処理期間は「審査だけ」の期間です。準備期間を含めた全体の目安として、もっと長く見ておいたほうが現実的です
  • 申請者本人が試験を受けます。代理人が代わりに受験することはできません

関連する手続き

資金要件の計算方法は緑ナンバーの資金要件、許可要件全体は許可要件(営業所・車庫・欠格事由)にまとめてあります。

この手続きの前後